発見した【蒼】には、明確な意志があります。

　それは見つめるものに「還っておいで」と語りかける、海のように巨大な、波打つ液体のかたまりです。
 

「彼」とされますが、性別があるわけではなく、人格があるわけでもありません。

　おおきな、意志のある水のかたまり、と考えてください。

　凍結したキャラクターは、ゆっくりと【蒼】の中に溶けていきます。
　溶けていくと、【蒼】の作用によって、幸福な夢を見ることができるようです。
　内容は「帰りたい場所、行きたい場所、心の平穏」といった傾向にあるようですが、どのような内容でも構いません。

　ご自由に創作してください。

　溶けていっても、現実で「凍結」している身体に変化はありません。

　生命反応があり、ぴくりとも動くことはありません。

　しかし、意識が【蒼】に溶けていくたび、徐々に、少しずつ、冷たくなっているような気配があります。

　望むならキャラクターは、【蒼】の中に溶けることを拒み続けることもできます。

　この場合でも、現実で「凍結」している身体に変化はありません。

　しかし、語りかけてくる【蒼】に、心臓のようなものが存在することに気付くことができるでしょう。

　ご質問は@stmg_QAまで、DMでお願いいたします！

　あなたが自分の意識を保ち、【蒼】に溶けることを拒み続けるならば、

【蒼】の中に、この世界の地球と繋がっている場所があることを知ることができます。

　それはこの世界の「太平洋南部にある、とある場所」と繋がっています。

　海の中にぽっかりと空いた穴、【ブルーホール】です。

【蒼】は、この場所を通じて、【巨大不明Z】を地球上に送り込んでいます。

　この場所を特定することができれば、【蒼】を「討滅」することができるかもしれません！

　しかし、あなたは凍結しており、身動きが取れません。

　凍結者専用クエストに参加して、Z調査団の人々に意志が伝えられないか試してみましょう！

　あなたは、【蒼】の中で、ジーナの意識に触れることができました。

　ジーナの凍結段階は、「第五段階　原形凍結者（オリジナルキャリア）」です。
 

　彼女はこの世界で初めて、凍結症状を発症した人間です。

　現在は、所有している蒼い宝石（アズール・ラズール）を通して、直接【蒼】とつながることで、
　感情や感覚を含む、さまざまな情報を【蒼】に与える「眼」になる代わりに、
　完全凍結していながらも、皮膚蒼変も硬化症も表面化させることなく、動き回ることができています。

　蒼い宝石（アズール・ラズール）を手放すと、

　ジーナの凍結段階は即座に「第四段階　完全凍結」に戻り、死亡します。

　凍結者のみが参加できる、特別なクエストが発生します！

　参加することで、凍結していても、調査に貢献できるかもしれません。

　参加してくださったアプヴェーア／情報局の両スパイキャラクターに送付されていたＤＭまとめです！
　テンプレート部分だけ抜粋しています！
（実際のＤＭでは、個々人のロールプレイに合わせて多少の調整をした部分があります）

　凍結第四段回に到達して死亡した方へ、DMで送られた特別クエストのまとめです！
（実際のDMでは、同じDMが送信されないよう重複した選択肢を削除するなど、多少の調整をした部分があります）

　華国編の仕込みとして、むくらしばさんに華国の街路botで呟いていただいたテキストまとめです！

　シナリオを彩ってくれた珠玉のつぶやきをぜひご覧くださいませ。

「集計作戦」のために集まってくれた４名の精鋭たちの仕事の数々をご覧あれ！！
　カヨさん、アイさん、さちこさん、エヴィさん、本当にありがとうございます！！！
　最後までぜひ宜しくお願いいたします……！！

　今回のイベントで使用した、未公開を含むイラスト・スチルや、
【巨大不明Z】のためにデザイン・作画担当の方が描きおろしてくださった資料を、下記から公開しています！

　よろしければ、ぜひご覧ください！
　また、凍結者特典ページの最下部に、謝辞を掲載しております。本当にありがとうございました！

　ジーナのこれまでに関するSSです。

　特に本編と深い関わりはありませんので、絶対に読む必要はありません。
　また、内容も今後、変わっていく可能性があるものに触れており、パラレルパラレル推奨です。
　設定資料集とかの巻末に載ってるタイプの文章であり、あんまり深い意味はないです。